社長の眞田です。お元気ですか?

朝晩は冬の足音を聞きながらも日中は小春日和だったりと、油断して風邪などひかないように、着るもので調整しましょう。

私が大学4年でしたから、30年以上前ですか。祖母の痴ほうが始まりました。実家で卒論を書きながら親父とお袋と協力して施設が空くまで世話をした記憶。大の大人が3人がかりでも大変でしたが、私は孫の立場でしたから気は楽でした。あれから30年。親父も痴ほうの症状が出始めて、薬を飲み始めました。かかりつけのお医者さんから、投薬が始まれば運転は止めるべきとご指導いただき、しぶしぶ了承した親父。免許も返納しましたが、それでも気が付けば軽トラの鍵を探したりしてます。

親が痴ほう症になり、特に親父はお袋亡き後、三度のご飯も洗濯も自分で全部やれていたのに、出来なくなっていく。一目置いていたはずの親が、どんどん足手まといになっていく。それを時間をかけてみさせられる。正直、ショックというかダメージというか、息子の立場では感じ方も違いますね。幸い、私の妹と娘が対応してくれているので、私は最終の怒り役に徹すればいいだけですが、気が滅入ります。

高齢者の事故のニュースを聞くたびに運転だけはさせないで正解だと心底思います。

命は償えないもの。